第1回ペパボテックカンファレンス参加レポート
渋谷のセルリアンタワーGMO Yoursにて第1回ペパボテックカンファレンスが開催されたので、参加レポートです。
開会の辞
なぜ、開いたか
あんちぽくんさんより
- 色んな会社が自社のテックカンファレンスをやっているので、やってみたかった
- 領域が広い → 普段やっていることを話せば面白いかも
これからのペパボの技術 by あんちぽくんさん
- ペパボがなにを考え思いエンジニアリングしているのか
- これからどうエンジニアリングするのかを話していく
これまでやってきたこと
- 技術基盤の改善
- 基本事業部制で縦割りだったのを技術基盤チームを作ったことで横につなげた
- 技術的な改善&エンジニアが言うことを聞き入れてくれる組織作り
CTOとは
- 経営をすることのみ
- それ以外はない
- 経営の中で技術を担う
今後の技術的展望
1.マイクロサービシーズ化
- 色んな言語で細分化して小回りがきくようにする
- 一つの大きいモノリシックなサービスを分割する
- 移り変わる環境に対して、柔軟に対応できるように
- 一つの言語技術に依存するのはリスキー
2.インフラのクラウド化
- 今までオンプレ環境
- 機動的にする
3.次世代ホスティングサービスの提供
4.モバイルシフト
- minneアプリをきっかけにネイティブにも注力
ペパボのエンジニア
- エンジニアに関する制度は面白かった。
- 評価制度
- 半期ごとにぐるぐるまわす
- エンジニアを評価するのはエンジニア
- 全てが公開されたプロセスで行われる
- プルリクベースで行われる
- WIP でやることをあげる
- レビュー
- プルリクに対する評価
- 半期中にコミットを重ねて行く
ペパボで働くということ
- 多種多様な自社開発サービスを提供している
- そこにいるだけで成長できる環境が理想
- 学習におけるタイプ
- 行動
- 理論
- 行動が先か思考が先か
- どっちも大事でフィードバックループをまわしてく事が大事
Nyah ~ ポチポチするためにニャーニャーしよう ~ by ボブさん
www.slideshare.net
- Nyah とは
- 名前に遊び心を感じる
- 仮想インフラ基盤(Iaas) プライベートクラウド
- 2014年夏にオープンスタックやることに
- PackStack試してみたけど、簡単そうにみえてめちゃ大変だった
- etc/init.d/open がカオス
- 2014 年秋
- GMOインターネットの人に聞いた
- グループシナジーがステキ
- AWS とOpenstack
- AWSでできることはOpenstackでできることもある
Consulは全自動オーケストレーションの夢を見るか? by udzuraさん
www.slideshare.net
- Consulとは
- サービスディスカバリ
- ヘルスチェック
- Raft Consensus Algorithm
Q:Consul 入門から始めるにはどこから手をつければいいのか?
A:Getting Started - Consul
自分自身、インフラ周りに疎いことを痛感しつつ、あまり理解できず、メモれてなかっただけにこの質問は大変ありがたかった。。
Angular JS の継続的バージョンアップ by nessyさん
www.slideshare.net
- 検索キーワードで人気らしいけど。。。
- Angular は難してググらないとわからないwww
- 「止まっているのはそれだけでバグ生んでるのと一緒」
- Angular のバージョンアップするにすべきこと
- バージョンアップを見据えた実装
- テスト
- 他技術のキャッチアップ
- Angular2について
- 一番恩恵を受けれそうなのはTypeScript
- Coffeeはちょっと負債になりつつある?
ECサービスの負荷テスト by おいちゃんさん
事の発端
- 何かが来た。。。
- 正体は大型店舗のタイムセール
- Twitterで告知が盛り上がった
- エラーの内容が怖すぎる。。。
- 商品購入できない、ページが重いなどの障害も発生
- 今回は負荷テストにフォーカスを当てて話す。
負荷テスト(準備)
負荷テスト(実施)
- 改善前に負荷テストを実施し計測結果をいくつか計った
- 1回目:瞬間的にあげてった
- 2回目:継続的にユーザー数をあげてった
- テストパターンを変えて計測していくところは当然っちゃ当然だけど、大事な工夫
- 改善後
- 継続的な負荷をかけていった
まとめ
- Gatlingよさげ
- 実施環境は考えるべき
- 負荷試験といっても、負荷のかけ方は2パターンある
- 瞬間的
- 継続的
おから(仮)~ngx_small_lightとngx_mrubyで作る動的画像変換サーバー~ yano3さん
動的画像変換とは
- 従来のよくある画像変換
- アップロード時にいくつかサイズをリサイズ済みの画像を作成(静的)
- 画像サイズの変更を伴うデザインの変更が柔軟にできる
動的画像変換サーバ おから(仮)
- 幅・高さを指定してリサイズ
- 画像形式の変換
- ngx_small_lightは動的画像変換モジュール
- これだけで画像変換できるけど、問題点はいくつかある
- URLの仕様を変えたい
- 悪意のあるユーザーへの対策
- ngx_mrubyはmrubyを使ってnginxを生業
- mrubyは軽量なRuby
- nginxの設定だけだとちょっとつらい
- mrubyなら楽々かける
- BitCoinとはインターネット上でやりとりされる価値を持ったデータ
- BitCoinの特徴:P2P
- Ripple
- 仮想通貨・法定通貨を送るためのプラットフォーム
- ちょっと内容がロックすぎて、あまりメモとれてなかった。。。
WebGLを社内で勉強し始めた by imoさん
終盤になり、集中力切れてます。。。
見積もりと計画づくりの技術 by kenchan さん
- 見積もりと計画づくりの目的
- 読み・書き・そろばんができて当たり前
- 読み → コードリーディング
- 書き → コーディング
- そろばん → 見積もり
- 見積もりができるとは??
- 問題領域が理解できている
- 自分の能力を理解している
- 不確実性のコーン
- プロダクトの初期の時点では見積もりの振れ幅が大きい
- おわりに近づくほどわかる
- 最後にならないとわからない
- 正確性と労力の関係
- やるだけ無駄になっちゃうのは良くないね
- 正解にたどり着けない見積もりと計画づくりは無駄なのか??
- 誰が主体となり何のために行うのかを明確にする必要がある
- 相対規模見積もりがいいとされているのは「人間が相対的な比較が得意」だと言われているから??
- ストーリーの分割
- ストーリーに分割
- タスクに分割
- pivotaltracker で計画作り
すごいいい話なんだけど、アジャイルなどを一通り理解して実践してれば、もっと理解できるのだろうな。。。
私の半生~ものづくり人生~ by nakajijapanさん
- エンジニアのタイプ
- 書くまでのプロセスが好きな人 -ものを作るのが好きな人
- プロダクトドリブン
- 手段の目的化上等
- フィードバックループ
- 欲しい技術に目をつける
- 作る
- リリース
- 振り返る
- 作りきる
- アウトプット
hubotを用いたChatOps入門 by じっぱーさん
www.slideshare.net
- ちょっと弄ったことのあるHubot
- Hubotの構成とかは意識してなかったので、整理できた
MySQLを4.0から5.0を経由して5.6へバージョンアップした話 by ぼいらーさん
www.slideshare.net
- 1テーブル200GBって。。
- インフラ周りのめっちゃすごい人とデキるテスターをすごい推してたけど、ちゃんと順を追って?考えて?地道にやってたんだろうな
- 周りの開発メンバーに注意喚起しているところとかは「うんうん」って感じですた
雑記
- 長い修行だった。。。
- 最後の方は完全に集中力きれてました。ごめんなさい。
- 多様なサービスを提供しているからか、話の内容も多岐に渡っていて、面白かったです。
- 個人的にはおいちゃんさんの負荷テストの話が身近なところに感じた。
- Gatlingよさげ
- 普段、触らない分野の話も聞けたので、新鮮だった。
こんな感じ?? また、何かあれば追記します。